TEDTalks 社会と文化
TED
人生や人間について深く考えさせられるビデオがここにあります。TEDカンファレンス、TEDxイベント、世界中の提携イベントのステージから、ビジネス界のリーダー、心理学者、研究者たちがそのアイデアを伝えてくれます。これらに加え、たくさんのビデオが、英語のスクリプトや最大80の言語から選んだ字幕を付けてTED.comから無料でダウンロードできます。TEDは「広める価値のあるアイデア」を追い求める非営利組織です。
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アフリカを形作った力強い物語 | ガス・ケイスリー=ヘイフォード
エピソード
悠久の歴史の中では、ひとつの帝国ですら忘れ去られることがあります。幅広いトピックに渡るこのトークで、ガス・ケイスリー=ヘイフォードはアフリカの原点にまつわる物語、ほとんど記録されず、失われ、知られることのなかった物語を語ります。謎めいた起源を持ち、高度な建築が今なお考古学者を悩ませ続ける古代都市、グレート・ジンバブエ。ティンブクトゥの伝説の図書館を建てるほど莫大な富を有していたマリ帝国の王マンサ・ムーサの時代。私たちが無意識に見落としてきた歴史の教訓がどれだけあるか、考えてみましょう。
最善を尽くすだけでは足りない場合があります。状況によっては、完璧であることが求められます。プロの配送ドライバーを育成するジョン・バウアーズにとって、その責任は重大です。米国では毎日100人が交通事故で亡くなっています。彼が目指す完璧とは、「正しいことを成し遂げるために、難しいことにも取り組む意志」です。失敗を重ねることも恐れず、あらゆる仕事で完璧を目指すべき理由を語ります。
ジェンダーは誰かについて語るにあたって、最も注目されない事柄であるべきですが、トランスジェンダーの人達は未だにかなり頻繁に誤解を受けています。質問することに不安を感じたり、誤解を招くようなことを言ってしまわないかと神経を擦り減らす人達の手助けをするため、ジャクソン・バードはトランスジェンダーにまつわる問題の考え方をいくつか紹介します。この可笑しくて赤裸々なトークの中で、彼は代名詞や性転換、トイレの問題等に関する誤解を解き明かします。
ニューオーリンズにあるリア・チェイスのレストラン「ドゥーキー・チェイス」では、人々がガンボとフライドチキンを食べながら、アメリカの歴史の流れを変えていきました。公民権運動の時代、このレストランは白人と黒人が集い、活動家たちが抗議運動を計画し、警官は店に入ってきても口は挟まない、そんな場所でした。そして同じ精神が現在も店の経営に生きています。TEDWomenキュレーター、パット・ミッチェルとの対話を通して、94歳の「クレオール料理の女王」(彼女は今でもドゥーキー・チェイスの厨房を仕切っています)が、活動と主張と料理を続けてきた生涯から得た知恵を共有してくれます。
グループで何か決めるとき、必ずしも上手く行かず、まずい結果になることもあることを私たちは知っています。どうすればグループは良い決定ができるのでしょう? 神経科学者のマリアーノ・シグマンは共同研究者のダン・アリエリーとともに、世界中で大きな集団を相手に実験をし、人がやり取りを通していかに結論にたどり着くのか調べています。この事実がふんだんにつまった楽しい解説では、興味深い結果が、その政治システムに影響する可能性とともに紹介されています。人々がかつてなく分極化している今、グループがいかに相互作用し結論に至るかの理解は、健全な民主主義を作る興味深い新たな方法を生むかもしれないと彼は考えています。
ジャスティン・バルドーニは、男性たちと「男性らしさ」について対話をしたいと考えています。善い男性であるだけでなく、善い人間であるにはどうしたらいいかを探るためです。心のこもった個人的な体験に基づくトークで、男性たるものいかに在るべきかという世の中の考え方と、本当の自分との折り合いをつけるために自分がしている努力について話します。そして、男性たちに難題を突きつけます。「自分を男らしく保っている素質を使って、自分の心の奥深くを探れるでしょうか?」と、バルドーニは言います。「皆さんの強さ、勇気、頑強さ。あなた方には、心の弱さを認められる勇気がありますか? 繊細でいられるだけの強さがありますか? 自分の周りにいる女性たちに耳を傾けるだけの自信はありますか?」
デトロイトの街で、目を見張るようなものが育まれつつあります。健康的で、手に入りやすく、美味しくて新鮮な食品です。デトロイトの荒廃によって生まれた特性のおかげで、デトロイトがいかに都市型農業に理想的な場となったかを、農業従事者として大胆な取り組みを進めるデヴィータ・デイヴィスンが生き生きと説明します。デイヴィスンと一緒に散歩へと出かけましょう。変容を迎えつつある地区の数々を歩きながら、彼女が機会と希望の物語を語ってくれます。「これらの土地は単にトマトやニンジンを育てている土地ではありません。これらの土地で私たちは社会的な結びつきを培い、それと同時に健康的で新鮮な食品を生み出しているのです」と、デイヴィスンは言います。
ヘザー・ラニエの娘フィオナは、ウォルフ・ヒルシュホーン症候群という遺伝子異常による先天性疾患を患っているため、発達に遅れがあります。でも彼女は、悲劇のヒロインだとか、天使のように可憐だとか、似たような状況の子供たちに向けられるステレオタイプには当てはまりません。まれな症状の女の子を育てるという美しくも複雑で、喜びに溢れていながらも困難な道のりを語るこのトークで、ラニエは人生にとって何が「良い」もので、何が「悪い」ものかという私たちの思い込みに疑問を呈します。普通ではないと思われる状況を克服することに囚われるのではなく、あるがままの人生をそのまま受け入れるべきだ、と彼女は呼びかけます。
感情を表す言葉は、私達の感じ方に影響を及ぼすと、歴史家のティファニー・ワット・スミスは言います。そして言葉は、新しい文化的期待や考えに対応して、しばしば(時として、とても劇的に)変化してきました。例えば「ノスタルジア」は、1688年に定義された当初は、死に至る病であるとされました。しかし現在では、ずっと深刻さの和らいだものだと見なされているようです。この感情の歴史についての魅力的なトークで、感じ方を表す言葉がいかに進化し続けているかを見ていきましょう。そして、様々な文化で用いられている、束の間の感情をとらえた言葉を学びましょう。
何世代にもわたり、レコード収集家は知られざるアーティストによる無名の音楽を「発掘」し、音楽的・文化的遺産の保護に重要な役割を果たしてきました。アレクシス・シャーペンティアはレコードへの愛を語り、忘れられた音楽にもう一度聞いてもらうチャンスを与えた収集家たちの物語を教えてくれます。楽しくて爽快なこのトークで、レコード発掘の文化についてもっと知りましょう(そして、新たな趣味にできるかもしれません)。
アンジャリ・クマールは、神を探すつもりで始めた探求で、予期せぬ全く違う発見をしました。人類共通の人間性を語る希望とユーモアいっぱいのトークの中で、彼女が出会ったニューヨークの魔女、ペルーの祈祷師や、ブラジルの悪名高き信仰治療者等を紹介しながら、私達をスピリチャルな巡礼の旅に連れて行き、ある重要な教訓も共有します。私たちを結びつける力は、分断する力よりもはるかに強いこと、そして私たちの間にある違いは克服不能なものではないという教訓です。
処女膜は、女性の身体の中でも最も誤解されている部位です。ニナ・ドルヴィク・ブロックマンとエレン・シュトッケン・ダールが、より良い性教育を通じて若者たちを力づける活動について語り、女性の処女性と処女膜に関して、一般的に信じられている(しかも有害な)根拠のない通説が誤りであることを解説します。
心理学者スーザン・デイビッドは、私たちが感情をどう扱うかで、私たちの行動やキャリア、人間関係、健康や幸福感といった重要な事柄すべてがいかに変わってくるか語ります。とても感動的でユーモアもあり、ひょっとするとあなたの人生を変えるかもしれないこの講演で、真実の感情よりもポジティブであることを重んじる考え方に彼女は異議を唱え、エモーショナル・アジリティ(感情の敏捷性)というパワフルな戦略について話しています。誰かと分かち合いたくなる講演です。
「人々が現状への満足と時間というスコップで埋めてしまおうとする出来事を掘り起こすのがアーティストの仕事」。詩人であり、自由の闘士であるムウェンデ・“フリークエンシ―”・カトウィワはそう述べます。カトウィワは『The Joys of Motherhood(母としての喜び)』と題した自身の詩を通して、アメリカにおける黒人の母親たちの経験を探るとともに、「The Movement for Black Lives(黒人の命をめぐる社会運動)」の影響について論じます。彼女によれば、2つを切り離すことはできないからです。
私達は常に変化を続ける世界の中で、どうやって達成感を見出すのでしょうか?レイモンド・タンは古代中国の哲学書『道徳経』に出会うまで、この疑問と格闘していました。この書の中で、彼は善を水に例えた漢詩を見つけ、現在その概念を自らの日常生活の中で応用しています。この魅力的なトークの中で、彼はこの「水の哲学」から、これまで学んだ3つの教訓の話をします。「水ならどうするだろうか?」タンはそう問います。「このシンプルで力強い問いは…私の人生をより良い方向へ変えてくれたのです。」
世界では約7千の言語が使われており、それぞれに異なる音、語彙、構造を持っています。でも、言語は私たちの考え方に影響するのでしょうか? 認知科学者のレラ・ボロディツキーが、左右の代わりに方角を使うオーストラリアに住むアボリジニの言葉や、青を複数の語で言い分けるロシア語といった様々な事例を紹介し、この問いへの答えがイエスであることを示します。ボロディツキーは言います。「言語の多様性が素晴らしいのは、人の心がいかに巧みで柔軟かを明らかにするからです。人間の精神は認知的な宇宙を1つではなく、7千も生み出してきたのです」
アンドリュー・デントは「ものを捨てるなんてことをしてはいけない」と言います。使った食品容器、壊れたおもちゃ、古くなった靴下は、ゴミ箱に入れると、行き着く先は、拡大する一方の埋立地です。でも、私たちは、製品の作り方や再利用の方法を、もっと賢いやり方にすることができます。倹約 — 必要なだけを利用・再利用し、新しく買わないで済ますという考え方 —のワクワクするような例や、ナノセルロース製の電子器機や、プラスチックを無限にリサイクルできる酵素といった材料科学の進歩について、デントが紹介します。
「賛成できない考えや相手と関り合うことは、人を強くこそすれ、弱くすることはない」と、ザッカリー・R・ウッドは言います。合意点を見付けることに関する重要なトークでウッドが主張するのは、物議を醸すようなアイデアや馴染みのない視点とも気配りと思慮深さをもって向き合うことで、互いの共感や理解は得られるということです。「反対の観点を無視しても、それはなくなりはしません。逆境の中で前進するためには、誠心誠意関与することで人間性への理解を深める必要があります」
庭は私たちの生き方を映す鏡であり、その美しさを十分に引き出せるように丁寧に耕さねばならない、と環境アーティストのタバコ・ブラウンは言います。自然を利用した公共の場でのインスタレーション・アートを世界各地の数々の都市で発表してきた自身の経験を交えながら、ブラウンは思いやりや人とのつながり、そして優美さに満ちた人生を生み出す上で、ガーデニングが教えてくれることについて話します。
TEDフェロー、カトレゴ・コラニャネ=ケスピルは、詩を詠むような私的なトークで、自身の、現代的なクィアなライフスタイルとボツワナの農村で過ごした子ども時代を繋げようと試みます。「褐色肌でクィアなアフリカ人で、そこに居る価値があると見られることが農村とだけは結びつかない時世で、私たちを今居る所まで連れてきてくれた苦難そのものを無かったことにしてはいないだろうか」「私のクィアらしさと農村を結ぶこと—それは私の非常に個性的な部分同士を繋げることでもあるのです」
持ち味である機知と知恵で、エミリー・ラビーンがコメディアン兼哲学者としての究極の挑戦に挑みます。死ぬことを面白くするのです。この私的なトークで彼女は、どう現実と親しくなり、死と和解したかの道のりについて話します。命はとてつもない贈り物なのだとラビーンは言います。「出来る限り豊かにするよう努めて、それからお返しするんです」
性教育者のエミリー・ナゴスキが、セックスに関する最も危険な通説の1つについて解説し、「興奮の不一致」の裏側にある科学的要因を教えてくれます。「興奮の不一致」とは、身体反応と快感や欲求との間に断絶がある場合のことを言います。こうした親密かつ個人的な事柄は、居心地が悪く話しにくいことかもしれません。しかし、この率直なトークを通じてナゴスキは、この非常に重要な情報を判事、弁護士、パートナー、子供たちなどに伝えるようにと強く促します。「勇気を持って対話を持つたびに、この世界をほんの少し住みやすい場所にすることができるのです」と、ナゴスキは言います。(このトークには成人向けの内容が含まれています)
秘密を教えます。ベビーブーム世代の多くが厳しい家計状況で老年に突入しています。そしてその背後には同じ問題を抱えた若い世代も控えています。作家のエリザベス・ホワイトは、非常に私的な切り口を交えたこのトークによって、金銭問題に関する率直な対話の口火を切り、限られた収入の中で豊かで味のある人生を送る上での実践的なアドバイスを提供します。
さぁ、現実と向き合いましょう。出会い系にはもうウンザリですよね。候補者は掃いて捨てるほどいるのに、時間はムダになっていく。本当に使う価値あるのでしょうか? ポッドキャスターで起業家のクリスティーナ・ウォレスは、正しく使いさえすれば使う価値はあると考えます。ウォレスが経営学修士号を学んで得たスキルを駆使し、「ゼロデート」というアプローチを考案することでスワイプ式アプリから卒業した経緯と、どうすればあなたにもそれが出来るかを語る、愉快で実践的なトークです。
公共空間は過去を生かしながら、未来を受け入れることができるでしょうか。造園家のウォルター・フッドは サンフランシスコのラファイエット・スクエア・パークから サウスカロライナ州チャールストンに近日開設される予定の国際アフリカ系アメリカ人博物館に至るまで、象徴的なキャリアを通じてこの問題を探求してきました。フッドは、彼の作品の映像をたくさん紹介する刺激に満ちたこの講演では、共有された記憶に光をあてお互いを異なる視点から見ることを余儀無くする空間を作り出す方法として、5つのシンプルなコンセプトを紹介しています。
人類が対峙する数々の問題の中で、最初に取り組むべきは何か?世界をどのように良くすべきかを語る説得力のあるトークで、倫理哲学者のウィル・マカスキルは「効果的利他主義」という哲学に基づいてこの問題を解く枠組みを示し、喫緊の3つの地球規模の課題への取り組み方を皆さんと共有します。
AIは、私達の世界に大規模な変革をもたらしています。しかしAIにはできないことが1つあります。それは、愛という感情を持つこと。この予見的なトークでは、コンピュータ科学者のカイフ・リーが、どのようにアメリカと中国がディープラーニング革命を推進してきたかを詳しく話します。また、AIの時代に思いやりと創造性を大事にすることでどのように人間が成功することができるか、将来像を提示します。リーはこう話します。「AIは幸せをもたらしてくれます。単純労働から私達を解放し、私達を人間たらしめるものは何かに気づかせてくれます。」
チェトナ・ガラ・シンハは、インド農村部で自身の近所に住む住民に対し銀行が取引を断ったとき、インド初の女性による女性のための銀行を自分で設立するという素晴らしい行動に出ます。この、観る人に勇気を与えるトークでは、従来型の金融支援を拒否された人々のために解決策を考えるようシンハの背中を押し続け、励ましてくれた女性たちの物語が語られています。
ハリマ・アデンは、ヒジャブをまとったモデルとして初めて『ヴォーグ』誌の表紙を飾り、新しい歴史を刻みました。そして今彼女は、自分が生まれ7歳まで暮らしていた、ケニヤのカクマ難民キャンプに戻っています。難民の子から世界的モデルへと歩んだ道のりで学んだことについて、 感動に溢れたメッセージを伝えるために。
社会的、経済的、環境的にぎりぎりの生活をするコミュニティの共通点は何でしょう?1つは、都市の東側に位置している傾向があるということ。この驚くべき洞察をテーマとした、短いトークでは、人類学者であり投資資本家のスティーブン・デベリーが、カリフォルニア州のイーストパロアルト、イーストエルサレムなどの都市では、都市の環境要素と人的要素の両方によって必然的に格差が生まれたのだと説明し、さらに単純明快な解決法を紹介します。
考古学者でデンバー自然科学博物館の人類学部門責任者のチップ・コルウェルは、勤務する博物館のために収蔵品を集めるだけでなく、それらを元の場所に返還しています。示唆に富む講演を通してコルウェルは、博物館が霊的な物を盗み、太古の墓を略奪して築いた遺産にどう向き合っているのか、そして文化財の返還を要求するコミュニティとの溝をどのように埋めているかを共有します。
恐ろしい出来事に見舞われたケイト・ストーンは、タブロイド紙に面白おかしく書き立てられた後、自分のストーリーを語る主導権を握り、さらに人々が自分と同じようにプライバシーを失うのを防ぐ助けになる方法を模索しました。ストーンがどのように自らの手で名誉を回復したのか、ユーモアと勇気に満ちた、プライベートな内容のトークが教えてくれます。
実力だけでなく運も必要なものなのでしょうか? 重要な決断をするときには直感を信じるべきか、それとも確率と細心の分析に頼るべきか? この短い講演では、プロのポーカープレーヤーであるリヴ・ボエリーが、勝負の世界で学んだ3つの戦略と、その日常への応用について語ります。
900メートルの垂直の壁の真ん中に命綱なしでいるところを想像してみてください。ロッククライマーのアレックス・オノルドには、この目の眩む状況こそ、10年ずっと夢見てきたものだったのです。このゾクゾクする講演で彼は、いかにヨセミテ渓谷のエル・キャピタンに登頂し、かつて行われた最も危険なフリーソロクライミングを成功させたのかを語ります。
リベンジポルノやネットいじめの被害者になったら、あなたにできることは何でしょうか? 「できることは、恐ろしいまでに少ない」と、ジャーナリストであり活動家のダリエス・チザムは言います。彼女自身、知らない間に同意もなしに撮影された性的な写真をオンラインに公開されるという悪夢のようなシナリオを経験しました。彼女は被害者を助けるためにどんな取り組みをしているかについて語り、加害者を罰するために設けられた法制度の現状について説明してくれます。
膨大な人数の若者世代が世界を引き継ごうとしている今、彼らが成功を勝ち取る機会を与えることが全員の義務だと語るのは、ユニセフ事務局長ヘンリエッタ・フォアです。未来を見通したこのトークで彼女は若者が直面する危機を考察し、新しい野心的な地球規模のプログラム「Generation Unlimited(無限の可能性を秘めた世代)」を詳しく説明します。このプログラムは2030年までにすべての若者が確実に学校教育や職業訓練を受けているか、就職していることを目指しています。
特にトラウマ的な出来事に関する記憶を、犯罪の有力な証拠に変えるには? ジュリア・ショーは、専門である記憶科学を基にしたツールと人工知能を組み合わせ、職場におけるハラスメントや偏見を告発する方法を変えるべく、この問題に取り組んでいます。ハラスメントや差別を経験した場合に活用できる3つのことを共有し、無料の匿名オンライン告発ツール「Spot」を紹介します。
人びとに良い行いをさせるためにはどうしたら良いのか? 投票に出向く、寄付をする、資源を節約する、あるいは単に他の人に対して良い行いをさせるには? MITの研究者であるエレ・ヨエリが「評判の力」— あるいは寛容で親切であって利己的でないと見られたい社会的欲求 — を活用するためのチェックリストを紹介します。人びとに良い行いをさせようとするあなたの働きかけの小さな変化が、どのように驚くべき成果をもたらすかを見ていきましょう。
2006年、タラナ・バークは地域社会で目にした性的暴力に対して、何かできないかという強い思いに駆られていました。彼女は1枚の紙を取り出し、その上部に“Me Too”と書くと、被害者たちの共感の力を中心とした行動プランを立てたのです。10年以上経って世界的な運動になったことを受け、性的暴力の元凶となっている権力や特権を解体するために力強く呼びかけます。「私たちは次世代に、性的暴力のない世界を届ける責任を負っている」と彼女は言います。「そんな世界が築けると、私は信じています」
エルドラ・ジャクソン3世は獄中の男性のためのグループ・セラピーを行う団体「Inside Circle(インサイド・サークル)」を通して「男らしさ」という危険な学びを払拭した体験を話します。 今彼は、ありのままで健全な人とはどんなものかという自己イメージを作り直すことで傷を癒す人を支援しています。「これは、感情的リテラシー欠如と集団思考の負のサイクルを根絶しようとする挑戦です。」
風変わりで、一筋縄ではいかない難しさがあり、とんでもなく楽しいパズルハントの世界へようこそ。アレックス・ローゼンタールが世界で最も複雑なパズルハント「MITミステリーハント」のベールを剝がし、パズルというものがいかに予想だにできない場所から見出されるものなのかを紹介します。(この講演に隠されたパズルを見つけられますか?)
著者ケイシ―・ジェラルドは、教わってきた生き方を変えるべきだと言います。私たちは適応するために、賞を取るために、許可を取るために、自分自身の一部を頻回に隠しすぎています。でも、その代償は?この驚くべき講演で、ジェラルドはアメリカ社会の上流階級の中で成功するために自分が払った個人的犠牲を話します。そして、私たちが自分の内なる素朴なジンクスに従って生きていく時期が来ているのではないかと考える理由を語ります。
世界中で1億5千万人が、男女という生物学の標準的な定義に当てはまらないインターセックスとして生まれることをご存知ですか?(それはロシアの人口に相当します。)10歳の時、エミリー・クインは自分がインターセックスだと知りました。思慮深く愉快なこのトークで、彼女は社会の軽率な期待や不必要な手術を強く勧める医師たちを慎重に避けてきた人生から得た教訓を語り、自分自身と人類にこれから訪れる多様性を提唱します。(成人向けの内容があります)
テニスのエース、山野の旅行者、化学オタク、そしてNFLのドラフト候補だった若者にとって、最適な仕事とは何でしょうか? 宇宙飛行士はなどはどうでしょう? リーランド・メルヴィンは、自らが受け入れた挑戦とつかんだ機会のこと、そしてそれによっていかに国際宇宙ステーションへと導かれ、地球上の生命に対するまったく新しい観点を得るに至ったのかを語ります。
何を以って「礼儀正しい」というのでしょうか。ジャーナリストのスティーブン・ペトロウは、「シビリティ」という言葉が本来持つ意味に答えがあると説き、言論を抑圧してしまう「ポリティカル・コレクトネス」や検閲などと混同して「シビリティ」を否定すべきではないのはなぜか、解説します。 私たちそれぞれがもっと礼儀正しくなるためにできる3つのこととは何かを学んで、 お互いの相違点を尊重して話すようにしましょう。
「Sí, se puede!」—「できますとも!」これはドロレス・ウエルタが若手活動家だった1970年代に思いついたスローガンです。それ以来、彼女はこの言葉と共に絶え間なく公民権を求め続けています。ウエルタは機知とユーモアを交えながらライフワークを回顧し、誰もが無関心を克服し、参加し、自らのパワーに気付くよう鼓舞します。
あなたが活動家として燃え尽きたと感じるとき、立ち直るための最善の方法は何でしょうか? TEDシニアフェローであるヤナ・ビューラー・タヴァニアが、社会を変えるための運動に遊びと創造性を組み入れたプレイティズム(遊び行動主義)の力を探ります。この多様な目的に使えるアプローチがいかに新たなアイデアを生み出し、行動を駆り立て、恐怖を解消するかをご覧ください。
トランスジェンダーの活動家であり、TEDレジデントのサミー・ナール・ユネスが語るのは、何百年にもわたる歴史のあるトランスジェンダーの人々のコミュニティの物語です。この物語は、勇気のある逸話や印象的な勝利、そして長い間激しく続いた、公民権を勝ち取るための戦いなどに彩られています。 「どれだけ長い間、トランスジェンダーの人々が平等を求めてきたかを私達みんなが認識できたら、トランスに関する対話がどれほど変化することか想像してみてください」と、彼は言います。
16歳のとき、ラナ・アブデルハミドは近所の女性や少女たちに護身術を教え始めました。約10年が経った今、この地域の教室はMalikah(マリカ)という、全ての女性に安心とパワーと結束を届ける国際的なネットワークへと進化しました。彼女はどのようにしてこれを実現したのでしょうか。アブデルハミドが、一から行動を起こすために必要な3つの成功の要因を語ります。
ロケット科学者が登場するとずっと前から、宇宙飛行への想いは世代を超えて人々の心に伝えられてきました。TEDフェローでありNASAでエコノミストを務めるアレクサンダー・マクドナルドが、エドガー・アラン・ポーからジュール・ヴェルヌ、そしてH・G・ウェルズたちの300年もの歴史を誇る空想科学小説がいかに宇宙探査の文化を刺激したのかを、素晴らしい映像と共に紹介します。ガチョウ仕立ての機械を月に送る話を題材として、物語がどのように現実になるのかを魅力的に語ります。